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執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
腸の中には多くの細菌がいます。
実は、細菌のほかに、いわゆる「カビ」もいることを皆さんご存知ですか?
その代表が「カンジダ」という「真菌(しんきん)=カビの仲間の総称」です。
皮膚や膣(ちつ)のカンジダは、耳にしたことがあるかもしれません。
今回は、腸内のカンジダについてご説明します。
そもそもカンジダって何?
カンジダは「真菌(しんきん)」という、いわゆるカビの菌です。
口の中や皮膚、腸、膣など、私たちの身体のあらゆる場所に存在します。
私たちは、カンジダの他にも多くの菌と共生し、バランスを取りながら生活しています。
腸に限って言えば、健康な人の約7割は腸内にカンジダを含む真菌がいるとのこと。
ふだんは悪さをしませんが、カンジダが過剰に増え、他の菌とのバランスが崩れたときやっかいな症状を引き起こします。
これらは感染症の一種で「カンジダ症」と呼ばれます。
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