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ジカ熱の危険性(1)妊婦感染
妊婦が感染すると、小頭症の子どもが生まれてくる可能性があります。
小頭症とは、赤ちゃんの頭が極端に小さく、成長するについて、てんかんや難聴、視覚障害、学習障害、脳性麻痺などを起こす可能性があるものです。小頭症の治療法は見つかっていません。
原因は、不明なことが多いのですが、「妊婦が何らかの感染症に罹ったら発症する」と言われていて、WHO(世界保健機関)スが小頭症の原因になることがある」と結論づけています。
ジカ熱の危険性(2)ギラン・バレー症候群
手足に力に入らなくなり、しびれが出て、筋力低下していき全身にそれが広がります。急速に進むことが特徴で、発症してから1日~2週間ほどで、全身の筋力低下がおき、人工呼吸器が必要になることもあります。
症状が軽ければ、自然に回復していく場合もありますが、多くの場合は、入院して治療します。
原因は不明ですが、WHOはギラン・バレー症候群についても、「ジカウィルスにより発症することがある」と言っています。
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