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オリンピック観戦しない人も知っておきたい!予防法と対策
ジカ熱を予防するワクチンや治療薬は、現在ありません。ですから、蚊に刺されないようにすることが一番の対策となります。とくに妊婦は、十分注意してください。
ヒトスジシマカは、日の出前後の明け方、夕暮れに活発になり、やぶや木陰にいます。
蚊が多く発生している地域や場所では、出かけるときは、長袖、長ズボンを着用し、サンダルや素足は、避けましょう。また、蚊は色の濃いものに近づきやすいという特徴があります。そのため、服装は白色や薄い色のものの方がいいでしょう。
虫よけスプレーや虫よけグッズを活用するのもおすすめです。
また、蚊を発生させないためには、屋外に水が溜まるような空き缶やペットボトルなどを置かないようにします。家の周りを点検して、蚊の発生を防ぎ、感染が拡大しないようにしましょう。
※国立感染症研究所からの注意事項
感染した男性の精液にジカウィルスが潜んでいる可能性があるので、流行地域に滞在した場合、8週間は性行為を控えるかコンドームを使用するように、との注意が出されています。
<執筆者プロフィール>
南部洋子(なんぶようこ)
助産師・看護師・タッチケア公認講師 株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での経験後、とらうべ社を設立。
タッチケアシニアトレーナー
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