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寝る前からの照明の調整が大切
夜、交感神経が活発になると、夜に増えるメラトニンというホルモンの分泌が抑えられてしまいます。
メラトニンの働きは、本来は夜に分泌して眠気を誘います。光に影響しやすいという特徴があり、光の強さやさらされる時間にもよりますが、部屋の照明程度の光でも、その分泌は妨げられると言われています。
一般的には、起床してから14時間後にメラトニンの分泌が始まり、眠りモードに入っていきます。たとえば、朝6時起きの人は夜8時からメラトニン分泌スタートです。その時間以降も、明るい電気にさらされるとメラトニン分泌が抑えられてしまうことになります。
ですから、快眠のためにはなるべく起きてから14時間後以降は、少し照明を暗めにして過ごすと、身体が眠りモードに入っていきます。
電気の色はなんでも良いの?
光による覚醒の反応は、強さだけではありません。光の色の種類も関係していることが分かっています。
とくに、暖色系の光よりも、青白い光の方が、メラトニン分泌に影響するそうです。ですから、豆電球や、間接照明が暖色系なのは、それによってリラックス感を得られる人が多く、身体の反応としても理にかなっているといえます。
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