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尿酸は常に一定量に保たれている
尿酸値、と聞くと血液検査を思い浮かべる方も多いことでしょう。
尿酸は酸性の物質なので、体の中では「尿酸塩」として体内に存在しています。
この尿酸塩は体内に約1200mgの尿酸がプールを形成しており、1日に約700mgの尿酸が新たに産出されています。
産出された分、同量が尿の中へ排出されるため、尿酸プールには常に1200mgの尿酸が保たれている状態となっています。
尿酸がたまりすぎている病気が「高尿酸値血症」
しかし、この尿酸の値が一定に保てなくなってしまうことがあります。
これが「高尿酸値血症」と呼ばれる生活習慣病です。
常に1200mgで保たれているはずの尿酸が、過度のプリン体の摂取を続けることで、産出と排泄のバランスが崩れてしまいます。
その結果、体内には1200mg以上がたまっている状態となってしまい、引き起こされるのが「高尿酸値血症」です。
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