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執筆:山本 ともよ(管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー)
医療監修:株式会社とらうべ
秋は身体を動かすのに良い気候です。
ふだん運動をしていなくても、この機会に運動をはじめる方もいることでしょう。また、子どもの運動会で久しぶりに全力疾走…という方もいるかもしれません。
健康的な身体づくりが期待できる運動ですが、急に行うとケガや病気につながる可能性もあります。
そこで、運動を安全に行うためのポイントをまとめました。ぜひ役立てくださいね。
まずは自分を正しく知ろう
久しぶりの運動でケガをする大きな要因は、自分がイメージしている体力と実際の体力との間にギャップがあることです。
しばらく運動をしていない場合、若いころに運動を習慣的に行っているときに比べて、筋力、瞬発力、持久力、柔軟性などの運動能力は低下しています。
しかし、その差を考えずに動いてしまうと、自分が思い描く動きと実際の動きにギャップが生まれ、転倒したり、無理が生じて肉離れなどを起こしたりします。
また、年齢とともに運動器や内臓に疾患が隠れている可能性も高くなります。これらの疾患は運動によって重篤化してしまうことがあります。
さらに、健康な人でも体調不良の場合にはケガを引き起こすリスクが高まります。
運動をする前には、日常生活での運動量、健康診断結果や持病の状態、当日の健康状態を把握することが大切です。それに応じて準備や実際の運動量の調節をすることでケガを予防することができます。
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