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運動で起こるケガや病気
急に運動すると、次のようなケガや病気のリスクがあります。
ケガ
転倒によるすり傷、捻挫、打撲、肉離れ、骨折など
病気
不整脈、狭心症、心筋梗塞などの心臓疾患、低血糖、脱水、熱中症、運動誘発性アレルギーなど
健康診断で異常が認められる場合や持病がある人は、医師のメディカルチェックを受けて、運動ができる状態か、突然死のリスクがないかなどの確認をする必要があります。
異常がある場合には、自己判断での運動は避け、状態に合わせた範囲内で行うことが必要です。
健康診断の異常や持病がなくても、胸が痛くなることがある、軽い運動で動悸がする、血圧が高いことがある、家族で突然死した人がいるなどに該当する場合は、医師に相談することをおすすめします。
運動前の準備
ジョギングやテニスなど負荷の大きい運動や、運動会など非日常的な運動を行う場合には、運動前に十分な準備運動をしておきましょう。
準備運動の方法
準備運動というと、屈伸運動などのいわゆるストレッチを行う方も多いですが、ストレッチだけではケガの予防にはならず、むしろケガのリスクを高めてしまう可能性もあります。
身体が温まっていない状態で筋だけを伸ばしてしまうと、それ自体がケガにつながることがあるからです。
準備運動を「ウォーミングアップ」と言いますが、その名のとおり、身体を温めて心拍数を高めることが目的です。ウォーキングやこれから始める運動の動きを軽く行うもので、ラジオ体操などが効果的です。
十分に身体を温めてから、ストレッチで関節や筋肉を伸ばして柔軟性を高めます。
服装にも気づかいを
服や靴は、運動に向かないものやふだん着用し慣れていないものを使用すると、熱中症、膝や足の負担や転倒などのリスクを高めます。
通気性の良い服や履き慣れた運動靴を着用しましょう。
運動後には、筋疲労の回復をサポートするために、ストレッチを行いましょう。
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