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平熱の低い人が発熱したときの体温の捉え方
平熱には個人差がありますから、「熱があるようだ」と感じる温度帯も異なります。
一般的な発熱の高い・低いにかかわらず、自分の平熱よりも1℃以上高ければ、何らかの異変が起きている可能性があります。
平熱36.0℃の人が38℃になったときと、平熱37.2℃の人が38℃になったときとでは、まったく意味が変わってきます。
ですから、熱が出たときは単に今38℃ある、ということだけで判断せず、ほかに症状が出ていないかなど注意して様子を見ましょう。
平熱が低いことと健康との関係
先ほど日本人の平熱について36.6℃~37.2℃とお伝えしましたが、「低体温」という定義はないようです。
そのため、平熱がこの範囲よりも低いからといって、必ずしも「低体温である」とは言い切れませんが、一般的に36.0℃以下ですとおおむね低体温といえるでしょう。
体温が下がると、血流が悪くなり、免疫力も低下します。
血流が良ければ体内の異物にも素早く白血球が反応できますが、血流が悪いと反応できにくくなり、ウイルスや細菌に負けやすくなるためです。
つまり、「体温が正常に保たれている=健康が保たれている」といえるでしょう。
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