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「野菜ジュース」にもいろいろ違いが
野菜ジュースとは「野菜が入っている飲み物」を指します。
野菜が100%でも50%でも、呼び名は「野菜ジュース」です。
原材料となる野菜や果物を搾汁し、水分を除いて濃縮します。その際に出た搾りかすは利用されません。
濃縮した食材をブレンドして水分を加えて作られます。その製造の過程では、衛生的な面から加熱や冷凍を行っていて、素材そのものよりは栄養素が減ってしまいます。
そのため、栄養素を添加している製品もあります。
たとえば、野菜ジュースの場合、野菜がどのくらい入っているかは、食品表示の「品名」や「原材料」で知ることができます。
実際に販売されているある野菜ジュースの品名表示を例に、原材料表示例を挙げてみましょう。ちなみに、原材料は使用されている野菜や果物が多い順に記載されています。
果実・野菜ミックスジュース(野菜汁60% + 果汁40% = 100%)
原材料名:野菜(にんじん、トマト、モロヘイヤ、・・・)、果実(ぶどう、レモン、うめ)、香料
品名:トマトミックスジュース(野菜汁100%)
原材料名:トマトジュース、野菜ジュース(にんじん、セロリ、赤ピーマン・・・)、レモン果汁、はちみつ
このように「野菜ジュース」といっても、野菜汁の割合が違ったり、砂糖や塩分などが添加されていたりなど、内容はさまざまです。成分表示をチェックすると、内容の詳細がわかります。
野菜不足を補いたい時には、「野菜100%」で砂糖・塩分不使用のものを選びましょう。
スムージーでも代用可能?
スムージーは野菜や果物などの材料を凍らせて、ヨーグルトや牛乳、氷と一緒にミキサーでシャーベット状にしたものを言います。
しかし、ここ最近ではこれに限らず、生の野菜やナッツ類を利用するものなどバリエーションが増えています。
野菜ジュースとの違いは、素材すべてを利用している点です。
当然、栄養素の減少も少なくなります。
しかし、最近ではその場で作るものだけではなく製品として売られているものもあり、その製造工程には加熱や搾汁があるかもしれませんので、野菜ジュースと同じように食品表示を確認しましょう。
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