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湯あたりの予防
入浴法に気をつけることで、湯あたりを予防することができます。
適温のお湯に入る
急激な温度変化や脱水を防ぎます。
十分に「かけ湯」をする
これも急激な温度変化への予防対策です。
立ちくらみなどの防止にも共通します。
ゆっくり入って、ゆっくり上がる
徐々に体温をならし、足湯から半身浴、そして全身浴と、段階を踏んで入浴します。
また、上がるときも、急激に温度の低い場所にいかないで、徐々に身体が馴染むように心がけましょう。
長期滞在では少しずつ慣らす
温泉浴を目的として長期滞在するときは、初日は慣らし、その後、日を追うごとに入浴回数を増やしていくとよいでしょう。
湯あたりは1週間以内に症状が出ますから、この間、湯あたりの兆候をチェックすることを念頭におきましょう。
心地よくてついつい長く入りたくなる温泉ですが、「湯あたり」などの症状を我慢して入り続けるのは禁物です。
身体の不調を感じたときは、今回のお話を参考に適切に対応してください。
<執筆者プロフィール>
藤尾 薫子(ふじお かおるこ)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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