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カロリーで把握する「腹八分」
「腹八分」には絶対的な基準が設けられているわけではありません。
個人差も左右しますし、同じ人でも状況によってその量に違いが見られます。
そこで、目安として「カロリー」に着目してみます。
日本人の成人が食事から摂る「総エネルギー摂取量」は、おもにデスクワークを中心とした軽い労働に従事している人の場合、1日当たり2,000kcalほどです。
腹八分というと80%、つまり約1,600kcal前後です。
これを単純に3食に均等分すると1食あたり約533kcalほどになります。
たとえば、かつ丼1杯約800kcal、から揚げ定食やこってり系のラーメンも同じくらいです。
つまり、「揚げ物」など高カロリーなメニューは7割ほどに抑えないとカロリーオーバーです。
一方、刺身定食やあっさり系の醤油ラーメンは約500Kcal。
1人前でちょうどよい加減になります。
このように、まずはカロリーで腹八分を捉えると比較的わかりやすいでしょう。
マイナス思考で負担に感じないように!
しかし、意識するあまり常に「これを食べてはいけない」式のマイナス思考でいると、腹八分目が苦痛になってしまい長続きしないかもしれません。
ダイエットにはつきものの「リバウンド」という言葉は、減少した体重が元に戻る、もしくは元の体重以上に増えてしまうことです。
腹八分にもリバウンドしない工夫が必要です。
たとえば、先ほど例に挙げたかつ丼は800kcalですが、これを豚丼に変えると約650kcalで150kcalカットできます。
「食べたいものをちょっと変える」工夫によって「腹八分目」を実現していくのも一つの方法でしょう。
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