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水分の過剰摂取は水中毒の危険も!?
ただし、水を大量に飲むことで気をつけなければならないのが「水中毒」です。
専門的には「低ナトリウム血症」と呼びます。
これは水分の過剰摂取によって、身体の中の電解質バランスが崩れてしまう状態です。
血液中のナトリウム濃度(塩分の濃度)が低下し、めまいや頭痛、多尿や下痢などの症状を引き起こします。
さらに重症化すると、錯乱、呼吸困難などが現れ、最悪の場合死に至ることさえあります。
水はカロリーがないから、デトックスやダイエットにもいいから…と、喉が渇いていないのに無理してがぶ飲みするような水分補給は注意してください。
「むくみ」としての「水太り」
それでは、「水太り」の正体は何でしょうか?
「むくみ」とは、本来血液やリンパによって運ばれて排出されるはずの、余分な水分や老廃物が細胞間に溜まっている状態です。
静脈やリンパ管の流れが悪くなって「むくみ」は起こります。
この「むくみ」が顔や手足、下肢や全身に現れているとき、「水太り」に相当する「太り」が生じます。
「むくみ」の多くは生活習慣に起因しているといわれます。次のようなことが「むくみ」を招きます。
同じ姿勢や運動不足による血行不良
冷え
ホルモンバランスの乱れ
お酒の飲みすぎ
塩分の摂りすぎ
水分不足(後述)
病気
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