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執筆:山本 ともよ(管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー)
医療監修:株式会社とらうべ
近年注目を浴びている「ロカボ」。
とりわけ「ロカボスイーツ」は、ダイエットでタブー視されるスイーツがOKという触れ込みで、さまざまな製品が販売されています。
甘くて美味しいロカボスイーツ!
でもちょっと待って、どうして甘いのに糖質が抑えられるのか、不思議に思いませんか。
ダイエットへの効果は期待できるのでしょうか?
低糖質について
炭水化物は英語でcarbohydrates(カーボハイドレイト)、略して「カーボ」とも呼ばれます。
そして、炭水化物を制限する「低炭水化物」を意味する「ローカーボ」から「ロカボ」に転じています。
「ロカボ」を提唱した一般社団法人 食・楽・健康協会は、極端な炭水化物抜きではなく、美味しく楽しく適正な糖質量を摂ることを推奨しています。
一般に糖質とは、炭水化物のうち、消化されない食物繊維を除いたものを指しています。
糖質には次のような種類があります。
多糖類:ご飯やパンに含まれるでんぷんなど
小糖類:オリゴ糖、砂糖など
単糖類:ブドウ糖、果糖など
糖アルコール:キシリトール、マルチトール、エリトリトールなど
糖質のエネルギーは1gあたり4kcalです。
ただし、糖アルコールのエネルギー量だけは2kcalで、なおかつ甘みがあり体内に吸収されにくいという性質を持っています。
そのため「低カロリー甘味料」として利用されています。
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