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合わないメガネをかけ続けると、どうなるの?
眼科の専門医によると、合わないメガネの使用により次のような症状が出るといいます。
疲れ目になる⇒度数が合っていない
視界がぼやける⇒レンズの角度や位置が合っていない
かすんで見える⇒レンズに傷がついている、コーティングがはがれている
こめかみや耳が痛い:フレームが合っていない
鼻が痛い、鼻に痕がつく:メガネが重い、フィッティング(フレームなどを顔に合わせて調整すること)が正しくない
メガネがずり落ちる:正しくフィッティングされていない
かぶれる、痒い:フレームに金属アレルギーがある
鼻にあたる部分の肌トラブル:鼻パッドが汚れているなど
さらに、メガネの使用用途に対して適正に作られているか、という要素も絡んできます。
たとえば、運転用は遠方をハッキリと視認できる度数が必要です。
しかし、読書やパソコン作業用であれば、近場がハッキリと見えればOKです。
矯正視力1.0とすると、運転にはよいかもしれませんが読書やパソコン作業には強すぎます。
逆に、矯正視力0.5だと、読書・パソコン作業にはよくても運転には不向きといえるでしょう。
メガネを合わせるには、度数、レンズやフレームの材質やフィッティング、用途などをよく考慮して決めることが大切です。
また、一度合わせても、数年のうちに眼も眼鏡も変化します。
ですから、定期的にメガネが合っているかチェックをする、という習慣も眼のケアには必要です。
合わないメガネがもたらす身体の不調
メガネが合っていないと、次のような身体的症状が起こる可能性があるとされています。
眼精疲労
ピントが合っていないことから目の筋肉を酷使して目が疲れる
肩こりや頭痛
合わないメガネでよく見ようと不自然な姿勢が続き肩こりになる。目の酷使によって筋肉や神経に過剰な負担がかかり、緊張型頭痛を引き起こすこともある
吐き気や胃炎
見づらいという負担やイライラから消化器系にストレスがかかる
近視が進む
目に無理な緊張が続いて近視が進行することがある
VDT障害(Visual Display Terminal Syndrome)
コンピュータやタブレットなどの画面を長時間見続けることから起こるさまざまな不調の総称。
メガネが合っていない、ブルーライト対策が施されていない、といったことから眼精疲労を引き起こし、その結果VDT障害が起こりやすくなると指摘されている
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