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早めの受診がポイント
肩の痛みを感じる病気には、腱板損傷(けんばんそんしょう)、肩峰下滑液包炎(けんぽうかかつえきほうえん)、腱板断裂(けんばんだんれつ)、頸椎神経根症(けいついしんけいこんしょう)といった別の病気もあります。
それぞれ治療法が異なりますので、肩に痛みを感じたときは、放置しないで早めに医療機関を受診することをおすすめします。
五十肩の予防
次のような点に留意して、普段から予防を心がけましょう。
同じ姿勢を長時間続けない
筋肉が固まったり炎症を起こしたりする原因になる。
定期的に休憩をとって身体を動かす習慣をつける
姿勢の崩れに注意する
姿勢の悪さや、荷物を同じ側に持ち続けるなどの偏りは、左右不均等な負荷をかけるため五十肩になりやすい
適度なストレッチ
定期的にストレッチを行い、筋肉がほぐして、血行を良くすること。
「肩甲骨はがしストレッチ」などもおすすめ
寝るときの姿勢や寝具
枕の高さ調節、寝ている間に肩を冷やさないなど、寝るときの姿勢や寝具の工夫によっても予防を図れる
肩を冷やさない
冷えは血液の循環を悪化させるので、夏場もエアコンの影響などを考慮して身体を冷やさないようにする
栄養バランスの良い食事
動物性食品が多い、甘いものやお酒ばかりといった食生活は五十肩を起こしやすいと考えられている。
また、ホルモンバランスの乱れやストレスも間接的な原因として指摘されており、栄養バランスが取れた食事を心がけることがとても大切
<執筆者プロフィール>
藤尾 薫子(ふじお かおるこ)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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