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ケールに含まれる栄養素と効果
ケールの豊富な栄養素についてみていきましょう。
β-カロテン
ケールはβ-カロテンが豊富な緑黄色野菜で、その含有量はトマトの約5倍です。
β-カロテンは体内でビタミンAとなり、肌の乾燥を防いで美肌効果をもたらします。
さらに、粘膜の乾燥も防ぎますので風邪予防にもなります。
また、抗酸化作用によって、体内で発生する活性酸素を取り除き、ガンの予防にもなるといわれています。
その他にも、視覚や目の健康を守る重要な働きを持っています。
ビタミンE
細胞膜の酸化を防ぐことから、老化防止の効果があるとして若返りのビタミンとも呼ばれています。
強い抗酸化作用を持ち、活性酸素による悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、動脈硬化を予防します。
また、血行を促し、生殖機能の維持にも働きます。
ビタミンC
肌のハリや弾力を保つ効果のあるコラーゲンの合成を促進し、ビタミンA、Eと同じように抗酸化作用を持っています。
また、ホルモンの合成や鉄の吸収を助けたり、メラニン色素の沈着を防いだりする働きもあります。
メラトニン
体内時計に働きかけることで快適な睡眠に導くホルモンです。
また、抗酸化作用によって細胞の新陳代謝を促し、病気の予防や老化防止に役立ちます。
ルテイン
目の健康に働き、白内障や加齢黄斑(おうはん)変性(網膜にある黄斑が破壊される)のリスクを減らすといわれています。
食物繊維
便通をスムーズにする働きがあり腸内環境を整えます。
大腸がんなどの腸の病気の予防にも効果が期待できます。
カルシウム
骨や歯の主成分になり骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を防ぎます。
また、神経の伝達が正常に機能するように保つ効果や、緊張・興奮を沈めてストレスを和らげる効果もあります。
ケールの選び方
通年で栽培されているケールですが、葉が硬く厚みがあるものや縮れているものは苦みも多いです。
縮れが少なくて葉が柔らかく大きく開いているものは、比較的苦みも少なく食べやすいです。
用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
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