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執筆:南部 洋子(助産師、看護師)
右利きと左利き。あなたはどちらですか?
リオデジャネイロオリンピックで活躍した卓球の水谷準選手は、『卓球は左利きが有利だから』と、親が小さいときに右利きだったのを左利きに変更させたそうですね。右利き・左利きは、いつ頃どのようにして決まるのでしょうか。また途中で矯正することは良いことなのでしょうか?
詳しくみていきましょう。
右利き・左利きはどう決まる?
人間全体の約10%が左利きだといわれています。つまり、右利きが圧倒的に多いというわけです。成人で、左利きだという場合の基準は何でしょう。
利き手は、箸を持つ、鉛筆など筆記用具を持つ、ボールを投げるなど、繊細さを要求される動作をどちらの手で行うかということによって判断されます。
しかし、なかにはすべてを左手で行うのではなく、ボールを投げるのは左手だけれども、箸を持ったり、文字を書くのは、親が矯正して右手に変えているという人もいますね。一般的には、箸の持つ手や鉛筆を持つ手は、右手に矯正されていることが多いようです。
しかしそのような場合でも、矯正されていないものがその人の利き手ということになりますので、ボール投げを行う左手が利き手、ということになります。
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