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執筆:山本 恵一(メンタルヘルスライター)
医療監修:株式会社とらうべ
むずむず脚症候群は「レストレスレッグス症候群:RLS」とか「下肢静止不能症候群」とも呼ばれます。
奇妙な名前なので、どこかで聞いたような・・・と印象に残っているかもしれません。
これは実は、不眠症の一つなのです。
いったいどのような病気なのか、詳しくご紹介いたしましょう。
むずむず脚症候群とは?
夕方から夜、布団に入って眠りばな、脚がむずむずとして眠れないとき、むずむず脚症候群かもしれません。
あるいは、ベッドパートナーに「眠っているときに、脚をよく動かしているよ」といわれたら、やはりこの病気の可能性があります。
入眠時や横になっていたり、電車や飛行機など座席にじっと座っていなければならないときに起こりやすいといわれています。
本人は「虫がはっているよう」「炭酸が泡立つ感じ」「ほてっている」「電気が流れているみたい」「足踏みしたい」などと感じています。
しかし、何かに夢中になったり熱中しているときには症状が弱まる傾向もあるようです。日中の眠気が強いのも一つの特徴です。
むずむず脚症候群は、「睡眠障害国際分類第2版」では「睡眠関連運動障害」に属しています。日本人の2~3%がかかっているとみられています。
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