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執筆:山本 ともよ(管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー)
医療監修:株式会社とらうべ
生活習慣病を防ぐにはビタミンやミネラル、食物繊維がたっぷり含まれている野菜や果物を摂ることが効果的。
そこで、厚生労働省が定めた「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」では、野菜の目標摂取量を1日に350グラムとしています。
しかしながら、「国民健康・栄養調査」(厚労省、平成28年)によれば、野菜摂取量の全国平均は男性284グラム、女性270グラムと目標に達していないのが現状です。
その不足した分は野菜ジュースやスムージーで補うことはできるのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
野菜1日350g、実際はどれくらいの量?
野菜1日350グラムは目分量でどのくらいでしょうか。
1日3回食事を摂るなら、1回の食事で野菜の摂取目標量は約120グラム。
これは、生野菜の場合「両手いっぱいに乗る量」、煮た野菜など加熱野菜の場合「片手にいっぱいの量」といわれています。
これを合わせて3回ですから、結構な量だといえますよね。
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