(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
執筆:山本 ともよ(管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー)
医療監修:株式会社とらうべ
大豆を原料とした大豆加工食品「大豆ミート」。
低カロリー、低脂質、高たんぱくに加え、食物繊維やミネラルも豊富な「植物性のお肉」として注目されています。
ダイエットにも適しているこの食品、気になるという方も多いのではないでしょうか。
今回は「大豆ミート」を徹底リサーチします。
大豆ミートの栄養分
大豆ミートは、大豆の油分を搾り加熱加圧・高温乾燥させて作る、非常にヘルシーな食材で次のような特徴があります。
低カロリー・低脂質・高たんぱく質
100g当たりカロリーおよそ110kcal(他の肉類と比べ4分の1~半分ほど)、脂質0.7~0.9g(牛37.4g、豚34.6g、鶏14g)(※)、コレステロールゼロ(牛89mg、豚70mg、鶏98mg)(※)、たんぱく質16 g(牛13.8g、豚14.2g、鶏16.2g)(※)です。
カロリーや脂質はお肉よりも少なくてコレステロールを含まない…にもかかわらず、お肉と変わらないたんぱく質量が含まれています。
(※参考値、部位にもよります)
バランスのよいアミノ酸
食品に含まれる必須アミノ酸(体内で生成できないアミノ酸)の比率を表わす数値のことを、アミノ酸スコアといいます。
大豆のスコアは100、9種類すべての必須アミノ酸がバランスよく含まれている、良質なたんぱく質として評価されています。
豊富な食物繊維
100g当たりに含まれる食物繊維量はおよそ5.3g、キャベツのおよそ3倍です。
スポンサーリンク