(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
執筆:藤尾 薫子(保健師・看護師)
医療監修:株式会社とらうべ
野菜や果物を食べたときに、口のなかや喉、唇に、ピリピリ・イガイガした刺激やかゆみ、腫れなどを感じたことはありませんか?
そのような症状は「口腔アレルギー症候群」の可能性が考えられます。
近年増加している新しい食物アレルギーのタイプで、花粉症との関連性も指摘されています。
口腔アレルギー症候群(OAS)とは
「口腔アレルギー症候群:Oral allergy syndrome :OAS」は、原因となる食物(生野菜や未調理の果物、スパイスやナッツ類など)を摂取してすぐに、口の中・唇・舌・のどに、しびれ、かゆみ、むくみなどの症状が現れるアレルギーです。
これらの症状はしばらくすると軽快しますが、場合によっては急性で重度のアナフィラキシーショック症状につながることもあります。
食物アレルギーの一種で「花粉食物アレルギー症候群:pollen-food allergy syndrome :PFAS」とも呼ばれています。
スポンサーリンク