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人は「顔」に反応する
実は、人がもっとも反応しやすいのは「人の顔」なんです。
人は社会的な動物で、「人と人の間」を生きています。まさに「人間」です。
人にとって、自分以外の人は一緒に社会を構成している仲間であり時に敵にもなり得る存在です。
そのため、「この人」が自分にとっていいものか、悪いものなのか、本能的に見分けようとしています。
私たちの注目を集めやすいもの、すなわち「アイキャッチ」は何らかの感情を掻き立てるものが効果的であることは心理学ではよく知られた現象です。
そして,感情を最も強く掻き立てる刺激の一つが「顔」なのです。
「子どもの顔」は大人を「ほっ」とさせる
さらに最近の研究では子どもの顔には大人の危険な行動を抑制する効果があることがわかりました。
危険な行動の背景にはイライラなどの落ち着かない気持ちがあることが多いので、子どもの顔は大人を「ほっ」とさせる効果があるらしいのです。
実際、ドイツのベルリンでは子どもの顔写真を道路に設置することでスピード超過などの危険な運転を減らすことに成功したと言われています。
ストレス社会と言われ、誰もが余裕のない現代社会では幸せそうな「子どもの顔」に癒やされたい人は多いのかもしれません。
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