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ポキポキ・ゴリゴリしたくなるのはどうして?
ポキポキ・ゴリゴリと鳴ったら気持ちがいい(という思い込み)、コリがほぐれた(ような気になる)、癖になっている、などのことが、鳴らす理由としてあげられるでしょう。
ところが、経験してわかるように、たとえ首をゴリゴリと鳴らしたとしてもコリは解消されませんよね?
鳴ったその瞬間は、「気持ちいい!軽くなったかな?」と感じるかもしれませんが、音の正体は、関節内に生じた気泡と滑液です。
指や首を、鳴るまでひねったり曲げたりを何度も繰り返すのは、心理的な要素が大きくかかわっていると考えられます。
関節を鳴らさずに解消しよう
「首や肩が凝ったな」「関節が重たく感じるな」というときには、関節を鳴らすのではなく、まわりの筋肉をほぐすようにします。
軽く力を入れてから脱力する、机から離れて少し歩いたり、軽い体操をするなどして、血行を良くすることを意識します。
また、蒸しタオルなどで温めたりすることも有効です。
<執筆者プロフィール>
井上 愛子(いのうえ・あいこ)
保健師・助産師・看護師・保育士。株式会社とらうべ社員、産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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