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身長が縮むことを予防する!
自分でできる一番身近なこととして、まずは、生活習慣を意識してみましょう。
良い姿勢で過ごす
良い姿勢は、骨盤とお腹を意識して作ります。背筋を伸ばそうとしたり、胸を張り過ぎてしまっているのは、いい姿勢ではありません。また、座っている姿勢では、骨盤を立てて、お腹を凹ませることで、背筋が伸びた姿勢になります。
顎を引いて、首を伸ばしましょう。
猫背を矯正する
猫背の人は、次の方法で矯正してみましょう。
・胸を開く
肩の高さまで腕を上げて、肘を直角に曲げます。手のひらは、外側に向けたまま肘を外側にスライドさせて、胸を開いていきます。20秒かけて行い、それを3~5セット行います。
・肩甲骨を動かす
ズボンのポケットに両手を入れるようにお尻に手をおきます。両方の肘を寄せるように動かします。肩を動かさないように、腰が反らないように行いましょう。20秒かけて行い、3~5セット行います。
・ストレッチポールを使用する
円柱状のストレッチポールに寝て、手足を動かすことで、体の重みを使ってストレッチすることができます。
筋肉を鍛える
筋力の低下を補うためには、無理のない継続して行う運動です。ウオーキングや体操など、足を中心に筋肉を使って筋力を毎日少しずつ鍛えましょう。
また、腹筋を鍛えることが骨盤のゆがみの矯正にもなります。
電車の中でもお腹で息を吸い、長く吐く、を5分ほど行って下さい。
栄養のバランスに気をつける
食事をバランスよく摂り、カルシウムの吸収に必要なビタミンD、マグネシウム、リン、タンパク質なども意識して摂取する必要があります。
喫煙や飲酒
タバコは、血流を悪くしカルシウムの吸収を妨げます。お酒は利尿作用があるので、体内にあるカルシウムまで排泄される可能性があります。
骨粗しょう症の予防のためにも、喫煙や過度の飲酒は控えるべきでしょう。
<執筆者プロフィール>
藤尾 薫子(ふじお・かおるこ)
保健師・保健師。株式会社 とらうべ 社員。産業保健(働く人の健康管理)のベテラン
<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供
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