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冬が痩せやすいといわれる理由
冬に太りやすい要因が複数ある一方、逆に夏に比べて痩せやすいともいわれています。
その理由は、基礎代謝量にあります。
私たちのカラダは、何もせずじっとしている時も、生命活動を維持するために心拍や呼吸、体温調整などにエネルギーを消費しています。
これらの活動で消費される必要最小限のエネルギー量を「基礎代謝量」といいます。
基礎代謝量は、1日に消費するエネルギー量の約6割を占めています。
また、運動や家事など日常で身体を動かすときに使われるエネルギーは約3割です。
残りの約1割は、食事をした後、消化吸収の過程で一部が熱となり消費されるものです。
基礎代謝量には個人差があり、性別や年齢、体格などにも左右されます。
そして、四季のある日本においては、季節によっても変動があるのです。
冬は1年の中でもっとも基礎代謝量が多いといわれています。
冬に基礎代謝量が多くなる理由
冬は外気温が低くなりますので、カラダは体温を上昇させようと熱産生をおこなうため、その分、基礎代謝が上がると考えられています。
近年は住宅環境の整備などにより、基礎代謝量の季節変動は少なくなったという見解もありますが、それでも、一年を通じて基礎代謝量が上がるのは冬であるという調査報告もあります。
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