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ココナッツは捨てるところナシ!
ココナッツは「捨てる部分がない」といわれる農作物です。
ココナッツバター、ココナッツオイル、ココナッツミルク、ココナッツウォーター、ココナッツシュガーなどが代表的なココナッツ食品です。
ココナッツバター
ココナッツの果肉を丸ごとペースト状にしたもので、バターやマーガリンなどの代用品としても利用されています。
ココナッツオイル(ヤシ油)
種子を圧搾抽出した天然の油で、とくに熱を加えず圧搾抽出した未精製無添加のヴァージンココナッツオイルは、生食(ローフード)素材として重宝されています。
ココナッツミルク
固形胚乳を砕いて搾り出して液状にしたものです。
ココナッツウォーター
低カロリーで脂肪をほとんど含まず、コレステロールはゼロです。
糖質はリンゴより少なく、ミネラルを豊富に含んでいます。
ただし、その含有量は成熟度によってバラツキがあります。
ナタデココの原材料になります。
ココナッツシュガー
ココナッツの木に咲く黄色い花のつぼみから採れる樹液を煮詰めて乾燥させたもの。
ココナッツの香りはあまりしません。
くせのないまろやかな甘みで黒糖のような味とも評されています。
ココナッツの栄養と効果
ココナッツの栄養や健康効果として次のようなことが挙げられています。
脂肪燃焼を加速させる
ココナッツオイルの60%は「中鎖脂肪酸」でできています。
中鎖脂肪酸は母乳や牛乳にも少量含まれていて、食べたあと素早く分解されエネルギーになりやすく、一般的な長鎖脂肪酸の油よりも体脂肪を蓄積しにくいといわれています。
この性質を活かして、ダイエット食品として注目が集まっています。
他にも、腎臓病の食事療法、手術後のエネルギー補給、高齢者の低栄養状態改善などに用いられています。
殺菌効果
抗菌・抗カビ効果に優れていて、とくにカンジダ・アルビカンス(カンジダ症の原因菌)の感染に対抗する効果があるといわれています。
脂溶性ビタミンの吸収をよくする
ビタミンA、D、Eといった脂溶性ビタミンの栄養吸収を促進します。
抗酸化作用、傷やがんへの抵抗力などを促すといわれています。
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