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執筆:Mocosuku編集部
監修:三原 武彦(小児科医、三原クリニック理事長、みはら子育て支援センター長)
これから暑い日が続きます。
夏場に起こりやすく、命の危険にまで迫る「脱水症状」はいったいどれくらい脱水すると危険なのでしょうか?
脱水症状の目安についてみていきましょう。
人間のカラダは60%が「水」
暑い季節は汗をかくもの。
また夏バテで下痢などをしている場合、水分が足りなくなり脱水症状を引き起こします。成人の体内を占める水分量の割合は60%だと言われており、平均的な1日の水分量は次の通りです。
・肺:1日あたり400ml
・発汗:1日あたり600ml
・尿や便:1日あたり1300ml
しかし夏は汗をかくことが多く、31~34℃の気温にいる場合は1時間あたり865ml、35℃以上の気温では1時間あたり1109mlもの発汗量になります。
いつも通りの水分量を摂取していては、脱水症状になってしまう危険性が高いのです。
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