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執筆:井上 愛子(保健師・看護師)
多くの日本人が悩まされている症状のひとつである「肩こり」。
病名ではなく、肩や首、背中の上部を中心とする痛みや不快感をまとめて「肩こり」と呼びますが、病気の症状の1つとして肩こりが起こることもあります。
どのような病気が考えられるのか、詳しくみていきましょう。
肩こりとは
人間の身体は首や腰に負担がかかりやすいものです。姿勢を保つために首から肩にかけての筋肉が緊張して血行が悪くなり、重く感じるのが肩こりです。
首すじ、首のつけ根から、肩、背中にかけて張ったような感じ、凝った、重くてだるい、痛いといった症状が現れて、頭痛や吐き気をともなうこともあります。
肩こりに関係する代表的な筋肉は、首の後ろから肩、背中にかけての「僧帽筋(そうぼうきん)」という幅の広い筋肉です。整形外科の病気以外でも肩こりは生じます。
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