(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
執筆:山本 ともよ(管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー)
医療監修:株式会社とらうべ
「合食禁(がっしょくきん)」とは食にまつわる伝承のひとつで、食べ合わせの悪い食材を言います。
今もさまざまな「合食禁」が言い伝えられていますが、栄養学的に見て身体に悪影響を及ぼすものから、単に「高級食材を控える」「味や食感の悪さ」など、栄養とは別の観点によるものもあります。
今回は、栄養面から見た「食べ合わせのホントのところ」を探ります。
食べ合わせによる影響
ほとんどの皆さんは「食べた物は栄養になる」と考えるのではないでしょうか。
しかし、食べ物はそのまま単純に栄養になるわけではありません。
飲み込んだ食べ物は消化器で消化・吸収され、体内でさまざまな栄養素が作用しあって必要な役割を果たしています。
この、消化・吸収、体内で働きあう、それぞれの段階において、栄養素同士が効果を高める組み合わせもあれば、逆に働きを打ち消してしまう組み合わせもあります。
それでは、次項からは具体的に何がよくないのかご説明しましょう。
スポンサーリンク