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執筆:山本 ともよ(管理栄養士・サプリメントアドバイザー・食生活アドバイザー)
医療監修:株式会社とらうべ
マクロビオティックは、その普及団体である日本CI協会によると「“健康維持、体質改善、治病、長寿”を目的とする穀菜食を中心とした食事法」と定義されています。
昨今は「マクロビ」という略称も認知されるようになり、この食事法を取り入れたレストランや食品、マクロビを紹介する書籍などもよく目にします。
食事から健康を目指すマクロビオティックは、私たちの食生活の中でどのように活用することができるのでしょうか。
マクロビオティックとは
「マクロビオティック」は「マクロ=大きな」「ビオ=生命」「ティック=術・学」の3つの言葉から成り立っています。
長寿を目指すための生活方法を説く考え方で、とくに食生活については、人と生き物と環境のバランスを考えながら心身の健康を保つ食事を目指します。
マクロビオティックを提唱した日本CI協会創設者の桜沢如一氏は、日本に古くから伝わる食養生の考えをベースに、東洋思想の原理を加えた食事法を確立しました。
そして、海外にもこの手法を広めるべく「マクロビオティック」と命名し、ヨーロッパを中心として世界各国に普及していったのです。
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