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おでんがメインの場合の付け合わせは?
おでんの日は、おでんだけで済まそうかどうしようか、献立に迷ったことがある方は多いのではないでしょうか? しかしおでんだけをつまむと不足するのは、炭水化物、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB1です。おでんはやはり主菜として、主食と副菜を一緒に摂りたいものですね。バランスのよい付け合わせをご紹介しまよう。
・主食
ご飯はもちろん、お餅、シメに麺類もいいでしょう。足りない栄養素を補うためには、ビタミンB1が豊富な玄米や胚芽米、おそばがおすすめです。また、小さく切ったさつまいもを一緒に炊いた「さつまいもご飯」なら、ビタミンCを補うことができます。
・緑野菜の副菜
おでんには緑の具材がありません。ほうれん草のおひたしや胡麻和え、きゅうりとわかめの酢のもの、水菜サラダなどを合わせれば、彩りはもちろん、ビタミンAやビタミンCを摂ることができます。
塩分に気を付けて
練り製品や肉の加工品には、塩分が多く含まれていますので、具材は食べ過ぎないこと、汁は残すことを心がけましょう。
寒い夜、また暮れの忙しい時や親戚が集まるお正月など、年末年始は何かと出番が多い「おでん」。栄養価も考えながらいろいろな具材を選ぶと、飽きがこないのもポイントです。
■執筆者プロフィール:山本具代(やまもと・ともよ)
管理栄養士、サプリメントアドバイザー、食生活アドバイザー。株式会社とらうべにおいて、企業で働く人の食と健康指導、糖尿病などの疾病を持つ人の食生活指導にあたっている。
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