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美味しく、無理せずに減塩するコツとは?
「マイナス」だけではなく「プラス」を
塩分を減らすだけでは「物足りない」「美味しくない」と感じてしまいます。塩分を減らす代わりに、柑橘類や香辛料・香味野菜などの香り、出汁や油、食材から出るうま味やコク、酢や梅干し、柑橘類などの酸味を加えることで、薄味でも美味しいと感じるのです。
減塩製品の活用
「美味しくないのに高い」というイメージを持たれる減塩製品ですが、最近では、前にも述べたような香りやうま味、コク、酸味などを、「何をどのくらい合わせると美味しい」というレベルで研究されており、味のレベルが上がっています。マイナスだけではなくプラスであることから、まだ価格では高いものが多いですが、市場が拡大されることでこの課題も解決されていくでしょう。
少しずつ慣れる
「今より減塩」ということを目標に、1品、1食という頻度で減塩を意識した食事を選択してみましょう。味覚は慣れです。薄味を少しずつ増やし、無理なく薄味に慣れていきましょう。
減塩の目的は、身体にかかり続ける負担を軽減することなので、続けられなければ意味がありません。できることから始め、習慣づけましょう。
執筆:山本 ともよ(管理栄養士)
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