(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
執筆:Mocosuku編集部
監修:樋口 二三男(医学博士・整形外科医・とらうべ顧問産業医)
慢性的な腰痛はつらいですよね。
いつも何となく腰が痛い、繰り返し腰痛を起こす⋯⋯。慢性的な腰痛に苦しむ人は年々増え続けていますが、千葉大学で整形外科学を研究している高橋和久医師によれば、腰痛の80%以上は何が原因なのか特定できないそうです。
原因不明のまま、腰痛と長年つき合っている人にお勧めしたいのが「腰痛日記」をつけること。
日記をひもとくことで、、自分の腰痛の原因を発見できるかもしれないのです。
つけ方はとてもシンプルなので、三日坊主を自称する人も、ぜひトライしてみてください。
それでは早速、腰痛日記の書き方をご一緒に見ていきましょう。
痛みを感じた時にメモを取るだけ
「日記」と言っても自分さえわかればいいので、文章力は必要ありません。痛みを感じた時にメモを取るだけでOK。ポイントは以下の3つです。
○月○日 どんな時(何をしていたら)腰痛を感じたか
痛みを感じた時刻と続いた時間、どのような痛みだったか
腰痛が起きる前の気持ち、起きている時の気持ち
これらを記録に残しておくと、自分の腰痛の傾向や特徴が見えてきます。
例えば、仕事をしている時に頻発し、そうでない時ではたまにしか起きない。あるいは、会議などで緊張して長時間座っていると痛みが強くなる、という人もいるかもしれません。
また、痛みがひどい際に湿布薬などを利用した場合は、どにような薬をどういう風に使ったかも記録しておくといいでしょう。
スポンサーリンク