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日記には「吐き出し効果」も
腰痛の傾向が見えてきたら、次は対策を考えてみましょう。
自宅のイスでは問題ないのに、オフィスのイスに座ると不快感があって腰痛が出るという場合は、イスを交換してもらってみてください。
イライラした時に腰痛が起こる場合は、ストレスが関係しているかもしれません。過剰なストレスによって脳が誤作動を起こし、普段ならば感じない小さな刺激も痛みとして感じてしまうのです。
さらに文章を書くことは自分の心情を吐き出す効果もあるので、ストレスにも冷静に対処できるようになり、痛みが和らぐ可能性があります。
ストレスが原因の腰痛に効く「認知行動療法」
メンタルが原因の腰痛の場合、心療内科でも行っている「認知行動療法」の考え方を取り入れて記録することをお勧めします。
認知行動療法とは、普段気づいていない自分の考え方の癖やゆがみを知ることで自分を客観視し、考え方や行動を修正していくもの。
これによって不安が軽減され、ストレスが取り除かれていきます。本来はドクターと一緒に行うものですが、腰痛日記ではあえて腰痛時に自分の「考えたこと」を中心に書いていきます。
自分の記録をたどっていくと、例えば「考え方がネガティブになる→腰痛」といったパターンに気づくでしょう。
そういう場合はものごとをポジティブにとらえるように考え方を変えていくことで、腰痛が解消される可能性があります。
「日記をつけて3か月経ったのに腰痛が改善されない」という場合は、日記を持って心療内科を受診することをお勧めします。
自分の症状を詳しく話すことができますし、カウンセリングを受けてみると医師と話をしたことで気持ちが楽になり、腰の痛みが軽くなることもあります。
腰痛がつらくて大変だ、という方はぜひ一度この「腰痛日記」を試してみてくださいね。
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