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執筆:永吉 峰子(管理栄養士)
暑くなる時期にかけて目にすることの多くなるうなぎ。
特に土用丑の日のうなぎは有名ですね。
最近はうなぎ価格高騰の影響で、うなぎのかわりになる「うなぎ味のなまず」が発売され話題になりました。
そこで今回は、うなぎとなまずの違いについて、栄養面を中心に解説したいと思います。
暑い時期にうなぎを食べるのは何故?
暑い時期にうなぎを食べるようになった理由については所説あります。
有名な説は、江戸時代に夏場ににうなぎが売れないことを悩んだうなぎ屋が、平賀源内(江戸時代に活躍した医者・学者)に相談し「土用丑の日にうなぎを」と宣伝したという説です。
土用丑の日とは、日本の季節に合わせて設定された節目の日、雑節の1つです。毎年7月下旬~8月上旬に設定されています。
うなぎの旬は冬で夏は味が落ちてしまいます。
また、かば焼きは濃い味付けであった為夏にはあまり売れませんでした。
しかし平賀源内はうなぎの豊富な栄養価に注目し、本格的な夏が来る前に是非うなぎを食べて夏バテ防止をと提案したのです。
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