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夏バテ防止が期待できるうなぎの栄養成分とは?
ビタミンA
ビタミンAは粘膜の形成を助ける働きを持っていいます。
粘膜は免疫にかかわっているので、粘膜がしっかりと作られることで免疫力が強化され、夏風邪予防の効果が期待できます。
また、老化など体のダメージとなる活性酸素の発生を抑える抗酸化作用も期待できます。
ビタミンE
ビタミンEは血流をよくする働きがあります。血流がよくなると必要な栄養成分が細胞の隅々まで行き渡り、老廃物など不要なものがきちんと回収されます。
その為疲れにくくなるなどの効果が期待できます。
ビタミンA同様、抗酸化作用もあります。
ビタミンB群
ビタミンB群は、エネルギーの元になる炭水化物、脂質、たんぱく質の代謝に関与しています。
ビタミンB群を摂取することで、炭水化物、脂質、たんぱく質の代謝がスムーズになり、エネルギーがスムーズに作られます。
作られたエネルギーは疲労物質を取り除くためにも使われる為、疲労回復効果が期待できます。
脂質
うなぎには脂質が多く含まれています。脂質は1g当たり9Kcalと高カロリーですが、夏バテで食欲が落ち、エネルギーが不足している際は大切なエネルギー供給源になります。
特に食料の乏しかった昔は、脂質の多いうなぎは大切なエネルギーが供給源としてとらえられていたようです。
また脂質には、うなぎに含まれるビタミンAやビタミンEなどの吸収をよくする働きもあります。
このように栄養豊富なうなぎは夏に最適な食べ物です。
しかし現代で栄養が不足することは考えにくく、夏の風物詩として食べられている意味合いが大きいようです。
「うなぎ味のなまず」その正体とは
うなぎは養殖でも育てられていますが、卵をふ化させるのではなく稚魚を捕獲して育てています。
しかし、近年このうなぎの稚魚の漁獲量が減少しつつあります。
そのため、うなぎの価格が高騰、資源保護の観点からもうなぎにかわる魚が求められるようになりました。
そんななか、なぎの代替品として近畿大学が開発したのが「うなぎ味のなまず」です。
なまずは川魚なので泥臭く、これまであまり食用には向きませんでした。
そこで、うなぎに近い味になるようにエサなどを工夫し美味しく食べられるなまずが開発されたのです。
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