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具材となじむ「ひやむぎ」
ひやむぎの歴史
ひやむぎなどの麺文化は今から約800年前に中国から日本に伝わりました。
その後、麺文化が進化、分類してひやむぎが生まれたとされていますが詳しいルーツはわかっていません。
江戸の蕎麦屋が発祥という説や、暑い時期に冷やした麦つまり、冷たい麺を食べるように作られた麺がひやむぎだという説など様々な説が存在しています。
ひやむぎの調理ポイント
ひやむぎのゆで時間は製品によって違いがあるものの、約4~5分です。
そうめん同様、麺がくっつきやすいので、麺をよくほぐしくっつかないように注意しましょう。
ゆですぎないのもポイントの1つです。
おすすめの食べ方
ひやむぎも栄養バランスを考えると具材と組み合わせることがおすすすめです。
ひやむぎはそうめんよりも太い分、ややもちもちしていて具材とも絡むことが特徴です。
ですから、納豆やとろろなどねばねばした食材をのせると麺と絡んで美味しくいただけます。
納豆に、オクラやモロヘイヤなどの野菜を組み合わせると栄養バランスもよくなります。
もちもち食感は「うどん」
うどんの歴史
うどんのルーツは様々な説があります。
奈良時代に遣唐使によってもたらされたワンタンの様な食べ物がルーツという説や、平安時代に空海が四国に伝えたとする説などです。
これらの説は時期も発祥の地もばらばらです。
しかし、1300年代には日本各地でうどんを食べるようになり、街道沿いの茶屋の名物となっていったようです。
うどんの調理ポイント
うどんには乾麺の他、ゆでた状態で売られているものもあります。
ゆでたものは温める程度で食べられるのでゆですぎに注意しましょう。
反対に乾麺は芯が残らないようにしっかりとゆでるようにしましょう。
おすすめの食べ方
うどんは最も麺が太いので、つゆがよくからみます。その為、ゴマつゆや大根おろしをいれたつゆなどがおすすめです。
つゆを麺にかけて食べる場合は、半熟卵なども相性がよいでしょう。
夏に向けて食べることの多くなる麺類。栄養バランスに気をつけながら、それぞれの特徴にあった調理法を是非試してみてくださいね。
<筆者プロフィール>
永吉 峰子(ながよし・みねこ)
管理栄養士。大手小売企業にて店長、商品開発を経験後、現在は「健康」「食」に関する執筆を中心に活動中
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