出生率だけじゃない!減り続ける 産婦人科医 

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産婦人科について知っておきたいこと

日本では 産婦人科医 の数が減少する傾向にあります。ある調査では、1984年から2004年までの20年間で、産婦人科医 は15%以上も減っているというデータがあります。その傾向は今でも続いているといわれています。

都市部と地方での 産婦人科医 の数

産婦人科医 というと、主に出産を扱う産科医と、女性特有の病気(子宮筋腫や子宮内膜症など)を扱う婦人科医に分かれます。もともとはどちらも担当するのが一般的でしたし、現在でも「産婦人科」という看板を掲げているところではそうなのですが、「婦人科」のみをあつかうクリニックなども増えているのが実情です。 この背景には色々ありますが、最も大きな原因として考えられているのが、産科は直接命に関わることが多く、訴訟が起こりやすい分野であるという点です。日本ではここ数年、高齢出産や不妊治療による妊娠・出産の件数が増加しており、いわゆる「難しいお産」が増えているのです。 地方と都市部を比べると、全国的にみれば地方に行くほどこの傾向が強くなります。都市部には大病院が多いため、医師の数自体が地方と比べると圧倒的に多く、住民一人当たりの医師の数には大きな差があります。しかし都市部でさえも「産科医が足りない」という地域はありますし、地方でも産科医の数にはかたよりがある地域もあるようです。

【産婦人科】

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2017/06/14 18:30掲載

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