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妊娠に関わる様々な情報をご紹介

ここでは、 妊娠・出産のプロセス についてご紹介します。

妊娠・出産のプロセス :排卵から妊娠の成立まで

(1)排卵:
卵巣から排卵された卵子は、卵管采にキャッチされ、卵管の中を子宮に向けて進んでいきます。一方、子宮内に入り込んだ精子は、卵子を探して卵管へ向かって進んでいきます。一般に、卵子の寿命(排卵から受精可能な期間)は1日、精子の寿命は平均3日です。この間に卵子と精子が出会わないと、受精できません。

(2)受精:
卵子と精子が無事に出会うと、精子は卵子の中に潜り込みます。1つの精子が潜り込むと、卵子は一番外側にある透明帯とよばれる膜を変化させ、それ以上の精子が潜り込まないようにします。受精卵は細胞分裂を続けながら、およそ7日程度かけて子宮にたどり着きます。

(3)着床:
受精卵が無事子宮まで到着し、子宮内膜の上にくっ付くことを着床といいます。

妊娠・出産のプロセス :妊娠から出産まで

受精卵が着床してから出産までは次のようなプロセスを辿ります。妊娠週数の数え方は、前回の生理が始まった日が「0週0日」です。着床の頃には3週くらいに入っているはずですが、いつ排卵したか、いつ授精したかなどが正確には分からないため、前回の生理の1日目を妊娠のスタートと数えます。

妊娠・出産のプロセス :早産とは?

妊娠22週から36週までに生まれる場合を、早産といいます。これ以上早く生まれる場合は残念ながら外の世界で生きることは出来ず、流産とよばれます。37週以降、11カ月に入って2週目の41週までに生まれた場合を正期産といいます。これ以降に生まれる場合は過期産とよびますが、お腹の中に長くいすぎることもできませんので、42週になっても産まれる徴候がなければ、陣痛促進剤を使うか、帝王切開になることもあります。

【妊娠(その他)】

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