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アルコール・ハラスメント: もうひとつの「アルハラ」
「アルハラ」には飲酒による暴言・暴力といった迷惑行為のほか、「イッキ飲み」をさせたり、お酒を飲めない人に無理にお酒を勧めたりといった「飲酒を強要する行為」も含まれます。
お酒を飲んだからといって、すべての人が暴言を吐いたり、暴力を振るったりするわけではなく、こうしたトラブルを起こす人は精神面になにか問題を抱えている可能性が高いといえるでしょう。
お酒には心身の緊張をほぐしたり、人間関係の潤滑剤になったりするようなメリットもあるといわれていますが、心に「トラブルの種」を持つ人にとっては、お酒は理性的な判断力を鈍らせてしまう厄介な存在でもあります。
「普段なら絶対にそんなことをしない」という理性によるガードを、アルコールの作用がゆるめてしまうのです。
お酒自体が人に暴力を振るわせるというわけではありませんが、飲酒がその人の持つ「トラブルの種」に火を点けてしまうケースがあるのは事実といえるでしょう。また、こうした飲酒によるトラブルは、本人や周囲の人に、精神や肉体、社会的な面などにおいて深刻なダメージを与えてしまうことがあります。
お酒の席でトラブルを何度も起こしたり、友人を失ったりといった経験に心当たりのある人にとっては、キッパリとお酒をやめるという決断が、無用なトラブルを避ける上で大切なのかもしれませんね。
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