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飲酒運転の危険性 :運転者以外も処罰の対象に
警察庁のホームページによると、飲酒運転の死亡事故率は、飲酒なしの場合にくらべて8.7倍にもなるといわれています。
アルコールには脳の働きを麻痺させる作用があるため、運転に必要な情報処理能力、注意力、判断力が鈍ります。例えば、
「気が大きくなり速度超過などの危険運転をする」
「車間距離の判断を誤る」
「危険を察知しブレーキペダルを踏むまでの時間が長くなる」
というものです。
「これぐらいなら大丈夫」という過信や気の緩みが、自分の人生を台無しにするだけでなく、他人の命まで奪ってしまう可能性があるのが飲酒運転なのです。
また、行政処分の厳罰化にともない、飲酒運転は運転者だけでなく「運転者が酒を飲んでいることを知りながら運転させた同乗者」や「車で来店しているのを知りながら酒類を提供した店」「車両を提供した者」にも免許取り消しなどの厳しい処分が下されるケースがあることを覚えておきましょう。
井澤佑治(いざわ・ゆうじ)コラムニスト
舞踏家/ダンサーとしての国内外での活動を経て、健康法・身体技法の研究、高齢者への体操指導、さまざまな障がいや精神疾患を持つ人を対象としたセラピー、発達障害児の療育、LGBTの支援などに携わる。
参考
https://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku/insyuunten/index.htm
(警察庁)
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