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アメリカでは遺伝子予測システムの特許が認められている
さらに、2013年9月には、アメリカにある遺伝子解析大手企業「23アンドミー」の遺伝情報を解析して望み通りの子どもが産まれるのかを予測するシステム、いわゆる デザイナーベイビー につながるものが特許商標庁に認められています。
2007年からは唾液に含まれる遺伝子から約120種類の病気のリスクや、容姿と筋肉のタイプ、乳がんや大腸がんの発症リスクの予測も含め、合計で250項目を判定する事業が展開されました。これは99ドル(約1万円)で受けることができ、日本人を含めて40万人を超える人が利用しています。
「 デザイナーベイビー 」によって重度の病気を避ける夫婦も
重度の遺伝病を抱える場合、子どもに遺伝しないかどうかを調べる夫婦もいます。たとえば、自身が親から重度の病気を遺伝している場合。子どもへも遺伝する可能性が少なくありません。妊娠発覚後に着床前診断を導入している病院で、正常な染色体をもった健康的な胚をえらい、子宮に移植するようです。こうすることで、産まれてきた子どもに重度な病気を遺伝させないようにしようとする取り組みがなされています。
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