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親が操作していいの?倫理的な問題も
とはいえ、特定の性質も持つように遺伝子を設計する「 デザイナーベイビー 」については、倫理的に問題があるとして批判の対象になることもあります。命の選別につながるのではないかという声や、望んだ赤ちゃんが産まれてこなかった場合でもきちんと愛せるのかという問題。また、現在の経済格差がそのまま能力格差につながるのではないかとも懸念されています。
子どもの幸せを親が操作してしまっていいのか、遺伝子の優劣で差別される時代になるのではないかなど「 デザイナーベイビー 」についての議論は尽きません。パーフェクトベイビーでなくとも大切な我が子を育てていくという覚悟や決意が必要とされています。
今後ますます注目されていく デザイナーベイビー 。技術や医療の発達とともに、本当に大切なものは何なのか、今一度見直す必要がありそうです。
参考:進化するデザイナーベビー技術(http://tocana.jp/2015/04/post_6171_entry.html)
監修:岡本良平(医師)
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