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流産の原因は胎児の問題が多い
流産の原因としてもっとも多いのは、赤ちゃんの染色体異常です。全体の50〜60%と言われ、この場合、受精したそのときから、流産してしまうことが決まっていることがほとんどです。
母体の影響によって起こる流産というのは、子宮異常(筋腫)や内分泌異常、感染症、母体合併症などがおもな原因です。
ですから流産は、周囲から、または母親が自分で自分を責めるようなものではないのですが、医学的な事実と夫婦の心情はまた別物。高齢出産などで、不妊治療を行なっている人も多くなっている昨今、人知れずそのような経験をもつ人もいるので、話題にするときには配慮をしたいものですね。
監修:坂本忍(医師)
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