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ここでは 水中出産のメリット などをみてみましょう。
歌手のAIさん(33)が、8月28日、都内の病院で第1子となる女児を出産していたことが、報じられています。分娩室に入って3時間、「水中出産」による安産だったということで、自身のブログでは、「今でも自分が産んだこと信じられないです。この命にもう本当に感動、そして感謝です」とつづり、元気な様子をファンに報告しました。最近では、道端カレンさん、長谷川潤さん、三井ゆりさんなど、芸能人で水中出産を選択する人が目立つような気がしますが、どのような出産法なのでしょうか。
水中出産のメリット (1):母体のメリット
「水中出産」は、フランスの産科医・オダン博士らが提唱した分娩法です。体温ほどのぬるま湯に設定した温水に、塩を溶かして羊水と同じ濃度を作り出し、その塩水を満たしたプールやバスタブのなかで出産します。
母体にとっては、陣痛の痛みがやわらぎ、心身をリラックスする効果があると言われています。「水中出産」は、水中か分娩台かの違いはありますが、自然分娩のひとつです。ですから、陣痛が始まって子宮口が十分に開くのを待つまでは、通常の自然分娩と変わりません。
水中出産では子宮口がある程度開いたときに、分娩台ではなくて温かい塩水に入って出産します。浮力によって、しゃがんだり四つん這いになったりと母親にとって楽な体勢をとりやすいほか、体温程度のあたたかいお湯が母親の気持ちをリラックスさせて、過度の緊張や余分な力を抜くこともできます。
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