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9月15日は旧敬老の日です。「祝日法」の改正により、2003年から敬老の日は「9月第3月曜日」となりました。9月15日は現在では「老人の日」という記念日になっています。
そして、昔から ひじき を食べると長生きをすると言われていることから、この日は「 ひじき の日」でもあります。 ひじき の栄養素を見てみると、長生きにも良さそうですが、何より妊婦さんが必要とする栄養素を豊富に含んでいることに気づきます。
ひじき のカルシウム
カルシウムが不足すると、肩こりや腰痛、イライラ、骨粗鬆症などの原因になります。また、妊娠、出産、授乳にはカルシウムが大量に必要になります。以前はこの時期にはカルシウムを通常より多く摂ることが必要と言われていましたが、妊娠中にはカルシウムの吸収率が高まること、授乳期間が終了した後の半年ほどで母体のカルシウム量はほぼ妊娠前の状態に回復することから、現在は成人女性と同じ1日650mgとされています。とは言え、日本人全般が不足しがちな栄養素であり、特に必要量が増える妊婦さんには意識して摂取してほしい栄養素といえます。
カルシウムを摂取する上で牛乳は優れた食品です。ただし、日本人には牛乳に含まれる乳糖を分解するラクターゼという酵素が少なく、牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする「乳糖不耐症」の人が少なくありません。そうした場合、 ひじき は心強い食品となります。
一般的に小鉢1皿分で摂ることができるカルシウムの量は、 ひじき 5gで70mg。これだけで、1食に摂ってほしい量の3分の1以上摂ることができます。
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