(※記事中の語句のリンクは、その語句について詳しく解説したMocosuku姉妹サイトが開きます)
一般的に 子宮外妊娠の症状 とはどのような症状なのでしょうか?
南米チリ中部の病院で、92歳の女性の腹部に胎児の遺体が残っているのが発見されたと話題になっています。転倒した女性がX線検査を受けたところ、お腹のなかに成長した胎児の骨格が見つかったと言います。医師は通常の医学では説明がつかないとしながらも、「子宮外妊娠」ではないかとみています。
「以前はお腹に痛みがあったけど、時間とともに耐えられるようになった」と話している92歳の女性。通常では考えられない事態です。
子宮外妊娠の症状 :そもそも…子宮外妊娠って?
受精卵が子宮内膜に着床するところ、子宮内膜以外の場所に着床してしまう状態を「子宮外妊娠」と言います。通常であれば、妊娠5~6週目あたりからエコー検査で赤ちゃんをいれる袋である胎嚢(たいのう)や、胎芽(たいが)を見ることができます。子宮外妊娠では、受精卵が子宮内膜以外の場所に着床してしまうため、検査をしても赤ちゃんを確認することができないことがあります。
そして、子宮外妊娠のほとんどの場合が卵管に着床してしまうため、受精卵は育つことができず、卵管流産や卵管破裂を起こします。今の医学では子宮外妊娠で出産できることはなく、気づかないまま放っておくと卵管破裂による出血性ショックにより妊婦が死亡することもあります。
スポンサーリンク