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第6条　「肩こり・腰痛」

一般に人間の頭は５㎏程度あるといわれています。女性は男性に比べて首が細いので、この重たい頭を支えるために首から肩がこりやすいのです。また、ずっと同じ姿勢でパソコン作業をしているなど、肩こりを訴える働く女性は多いものです。

 

さらに妊娠すると姿勢が変わるため、肩こりや腰痛を訴える人は増えます。肩回しや肩甲骨を動かす運動を習慣化するだけでもぜんぜん違います。また、痛みがひどい場合は、妊婦向けのマッサージマッサージや鍼灸に通ったり、磁気治療器の活用も検討してみましょう（2014年度より、湿布などの鎮痛消炎剤は、一部成分が妊婦に禁忌とされています）。

 

産後は、乳児をだっこしたり、1日何度も行う授乳や沐浴などで、さらに肩こりや体の痛みがひどくなってしまいかねません。運動の習慣など、自分なりの改善策を、早いうちから見つけておくといいですね。

 

第7条　「嗜好品」妊娠してから絶つのは大変！

妊娠にいい影響を与えないのは、タバコとアルコールです。特にタバコは、低体重児出生や妊娠中の血圧上昇などの原因になる可能性があります。妊娠してからやめなくてはいけないのでは、つらいので、妊娠前にスッパリやめましょう。アルコールは、全くやめてしまうことでストレスになることもありますね。個人差はありますがビールやワインなどを、ごくたまになめる程度ならば構いません。カカフェイン（コーヒー・日本茶・ウーロン茶）も控えた方がいいのですが、1日にグラス１～２杯ならば問題ありません。

 

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