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執筆者:鈴木ちひろ(看護師)
監修医:坂本忍(医師、公認スポーツドクター、日本オリンピック委員会強化スタッフ)
食べたり飲んだりすると、「口の中がしみる、痛い!」といった経験をお持ちの方も多いことでしょう。できてしまうとうっとうしく、気持ちまで重くなる口内炎。原因と対策についてお話します。
口内炎とはなに?
口内炎とは、口腔内の粘膜にできる炎症の総称をいいます。口内炎にはさまざまな種類があり、その原因も多岐にわたっています。最も一般的によくみられるものとしては、アフタ性口内炎があります。
アフタ性口内炎は、口唇・頬裏側粘膜・舌や歯肉などの口腔粘膜にできる境界のはっきりした類円形の白っぽい膜状の潰瘍(=アフタ)で、またその周辺は炎症性の発赤を伴っています。1個~複数個同時にできることもあり、自発痛(何もしていなくても痛みがある)があります。また、歯を磨いたり、食事をしたりするときに、患部に触れたり刺激が加わると、更なる痛みを伴うこともあります。治癒すると傷痕は残りません。
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