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自分のための記録
受診の際にご紹介した頭痛ダイアリーは、頭痛発作が起きた時だけでなく、治療中も毎日メモしておくといいでしょう。偏頭痛が起きた前後に何か予兆となり得るものがなかったかどうかを知ることもできますし、記録が蓄積されれば、偏頭痛が起こりにくい生活習慣に変えて、予防できる可能性もあります。
1人で悩まず医療機関を二人三脚で取り組む
頭痛外来では、患者の偏頭痛の原因となっているものを探って治療し、その人に合った対処法をアドバイスします。偏頭痛の薬も開発が進んでおり、市販薬よりもずっと効き目の高い薬を、病院では処方されるようになりました。また、飲み薬以外に、点鼻薬や注射薬も取り扱われているため、吐き気で薬が飲めない時でも、症状を緩和することができます。
女性でホルモンバランスの変化が原因と思われる場合は、そのリズムに合わせて早めに薬を飲むことで予防できることもあります。さらに食事や飲酒、睡眠、ストレスなどの生活習慣が原因ともなり得るため、具体的なアドバイスをもらうことができるでしょう。
発作的な痛みが頻発する偏頭痛は、原因の特定しにくい慢性的な頭痛とも言えます。1人で我慢したり悩んだりせず、病院を受診して対処することが大切です。
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